ゼンリン CVC子会社「ゼンリンフューチャーパートナーズ」を設立

ゼンリン(福岡県北九州市、月刊事業構想2017年4月号参照)は、ベンチャー企業への投資を通じた既存事業の成長と新規事業の創出を目的に、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)子会社「株式会社ゼンリンフューチャーパートナーズ」を設立した。2021年3月11日に発表した。今後、総額25億円のファンドを立ち上げ、ベンチャー投資を行う。

ゼンリングループは、これまでM&Aや協業・資本提携により事業領域を拡大してきた。これからは、これまで以上に広範かつ多岐にわたる分野・業種のベンチャー企業との協業や資本提携が有効であると判断して、迅速な意思決定や投資実行を可能とするCVC「ゼンリンフューチャーパートナーズ」を設立した。

今後、CVCを通じてゼンリングループとの事業シナジーが認められる企業への投資を行う。最先端技術や独自サービスを有するベンチャー企業への経営資源提供による新規事業の共創を、柔軟かつスピーディーに実行できる体制を構築することで、更なる企業価値の向上を目指していく考えだ。

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