処方箋なしで医療用医薬品を売る零売薬局 JRエキナカで初展開

処方箋がなくても病院の薬が買えるセルフケア薬局を展開するSD Cは、JR中央ラインモールが運営するnonowa西国分寺に「セルフケア薬局nonowa西国分寺店」をオープンする。2021年2月4日に発表した。エキナカでは初の出店となる。

セルフケア薬局は、日本初の、医療用医薬品約1万5000種類のうち、処方箋がなくても薬剤師の指導により販売が認められた約7500種類を販売する零売薬局チェーン。店舗には薬剤師が常駐し、健康状態や悩みをヒアリングした上で、薬の販売や健康行動への提案を行う。また、LINEを活用し、オンラインでも薬剤師へ健康や薬に関する相談を行うことができる。

2月8日から3月31日まで、JR東日本スタートアッププログラム2020の実証実験を、CVCのJR東日本スタートアップとともに実施する。これは、オンラインによる事前問診・予約システムを活用して、店舗での待ち時間の短縮と混雑状況の可視化を試みるものだ。利便性向上や来店店舗の分散、密状態の回避につなげる。公式LINEから来店予約をし、来店すると店舗での問診票の記載時間なく、すぐに薬剤師との相談を行い、薬を購入することができる。

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