楽天証券 クラウドファンディングサービスを提供開始

楽天証券は、2020年12月28日より、クラウドファンディングのサービス提供を開始する。ミュージックセキュリティーズ(東京都千代田区)を通したものだ。2020年12月11日に発表した。

取り扱う予定のファンドは、「SDGs」を1つの評価軸とし、経済的なリターンだけでなく、各地方で抱える課題や、貧困や環境などの社会的課題に対して、出資を通して解決の一助となれる事業。出資金額はファンドにより異なるが、1口1万円から。申し込みには、ミュージックセキュリティーズが運営するインパクト投資プラットフォーム「セキュリテ」の口座開設が別途必要だ。

楽天証券では、国内株式やFXなどのトレーディングを行う人のほか、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」や「NISA」などを活用した資産形成を始める人など、幅広い層が各種サービスを活用している。今回のファンド提供の開始により、社会課題解決に貢献する企業や取り組みへの投資が、楽天証券からも行えるようになる。

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