AI画像認識ベンチャーのACES 約3.2億円を資金調達

2020年12月3日、AIを用いて様々な産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するACES(東京都文京区)は、経営共創基盤とVCファンド「Deep30投資事業有限責任組合」を引受先とする総額3.2億円の資金調達を実施したと発表した。あわせて、取締役として経営共創基盤 パートナーの川上登福氏の就任が決定した。

ACESは、画像・映像認識AIアルゴリズム事業に取り組む東大松尾研発のAIスタートアップ。2017年11月に創業し、スポーツ、小売、建設、自動車をはじめ、数多くの産業現場で事業者と共同でDXを行ってきた。2020年9月には、陸上自衛隊のAI活用・デジタル化推進への協力や、国土交通省の革新的技術の導入・活用に関するプロジェクトにおいて最高評価を獲得している。

今回調達した資金で、さらなるアルゴリズムのライセンス領域の拡大や、ソフトウェア化による事業拡大を加速していく考えだ。

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