新潟交通、日本ユニシス 市街地オンデマンドバスの実証実験を実施

2020年11月30日、新潟交通と日本ユニシスは、新潟市において市街地オンデマンドバス「しも町オンデマンドバス」の実証実験を2020年12月より実施と発表した。新潟交通が関連機関と調整してバスの運行と住民への周知・広報を担い、日本ユニシスがオンデマンドバスの運用支援を行う。

実証実験では、従来の定時・定路線のバスが運行する「しも町」エリアを対象にオンデマンドバスを試験的に運行し、住民向けに利便性の高い移動サービスを提供する。さらに、2020年3月に行った実証実験の結果を踏まえ、要望があった生活により関連した施設が立地する地域(新潟市役所・新潟大学病院周辺)へ運行経路を拡大している。
また、デマンド(予約制)の仕組みを取り入れることで、地域住民に向けた柔軟で利便性の高いサービスの提供とバスの運行に関わる資源(車両、運転士)の有効活用も目的としている。

将来的には、朝夕の通勤通学時間帯は定時・定路線での運用、日中時間帯はオンデマンドバスによる柔軟な運用を目指す考えだ。

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