東京都 家庭の太陽光発電の余剰電力買取を開始へ

東京都は、再生可能エネルギー100%の電力を、都内の特別支援学校や廃棄物埋め立て管理事務所などの都有施設で利用する「とちょう電力プラン」を実施すると2020年8月26日に発表した。都内の家庭の太陽光発電で発電された、卒FIT電力も対象となり、8月28日から、電力を提供する家庭の募集を始める。

買い取り価格は11円/kWhで、通常買取価格に都が1.5円/kWh上乗せした価格となる。買取期間は2020年2月から2023年11月まで、買取量は5000kWで、約1000件の家庭分だという。供給事業者は出光グリーンパワー。

都は2050年にも、二酸化炭素の排出を実質ゼロとする「ゼロエミッション東京」の実現を目指している。その一環として、今回、都有施設で使用する電力を再生可能エネルギーに切り替えることとした。

TokyoGov.JPG