事業構想大 パナソニック100周年ブランド発信の解説書籍を発刊

2020年7月31日、学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学の出版部は、パナソニック創業100周年を機に、ブランドコミュニケーションの歴史をひも解く新刊書籍「事業構想型ブランドコミュニケーション」を刊行した。著者はパナソニックのブランドコミュニケーション担当参与であり、事業構想大学院大学の教授でもある竹安聡氏。

松下幸之助の宣伝哲学から、経済的価値と同時に「社会的価値」をつくりだすSDGsの取り組みまで、パナソニックの事例を基に解説した。企業がいかにして理念を継承し、またその理念をブランドコミュニケーション活動の中で体現していくべきかについてを明らかにしていく。

ブランド戦略の基本的な考え方や、国内企業において課題となっている「経営理念」「理念継承」、「ブランド戦略とインターナルコミュニケーション」、「SDGsを起点とした新事業開発」などについての説明もある。また、パナソニックの事業構想の源とも言える「生活者とのブランドコミュニケーション」について、実践的な取り組みも紹介している。

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