高校生の就活支援を行うジンジブ 1.8億円の資金調達を実施

ジンジブ(東京都港区)は、2020年3月に三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合と、ナントCV2号投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資を実施した。2020年4月2日に発表した。資金調達の総額は1.8億円で、増資後の資本金は9800万円となった。

ジンジブは高校新卒求人サイト「ジョブドラフト」の運営や、合同企業説明会イベント等の運営を通し、高校生の就活支援、企業の高校新卒採用支援を行なっている企業。2020年3月末現在、2500の企業が活用している。

高校生の就職は、厳格なルールの下で活動が進み、ほとんどが学校によるあっせんで決まってきた。しかし、2020年2月に厚生労働省・文部科学省等で構成される高等学校就職問題検討会議で提出された最終報告書では、「民間職業紹介事業者による職業紹介について明確に認めるべき」との意見が明文化された。ジンジブでは、このような変化を追い風と考え、今回の資金調達で、さらなる事業の拡充と、「高校新卒就職」市場の活性化を目指していく考えだ。

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