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仙台白百合女大、NEC 糖尿病性腎症のリスクをAI分析 大分のデータで

月刊事業構想編集部(2019/6/26)

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日本電気(NEC)と仙台白百合女子大学は、糖尿病性腎症の新規発症につながるリスク要因をAIを用いて分析し、2019年6月25日に結果を発表した。仙台白百合女子大は2018年度、大分県から委託を受けて県全域の国保データベース(KDB)を活用した「産・官・学連携保健・医療・介護保険等データ活用による医療費分析事業」を実施していた。

1人当たり医療費が全国でも高い水準にある大分県では、県民の健康寿命延伸と健康増進が大きな課題になっている。特に、人工透析の約4割を占める糖尿病性腎症の早期発見・支援、重症化の予防が急務だ。

今回の事業では、仙台白百合女子大学の鈴木寿則准教授のレセプトや健診データの分析に係わる知見と、NECのAI技術の1つである「異種混合学習技術」を活用。2型糖尿病患者の重症化につながる因子を分析した。

大分県の3年分のKDBから抽出したデータを基に、AIで発症影響因子を分析。年齢やBMI、血圧などの62の因子から、糖尿病性腎症の新規発症に関連ある因子として、HbA1cや血清クレアチニンなど10の因子を絞り込んだ。新規発症者と非発症者を比較すると、これらの因子では新規発症者において有意な傾向が認められたという。これらの因子は既に糖尿病成人症の発症・新店を抑制するための指標として使われているもので、AIにより、既存の知見と整合性のある結果が得られた。

大分県では、これらの因子に基づきリスクが高い対象者を絞り込み、効果的な個別指導につなげる計画だ。

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