しずおか観光活性化ファンド オートバイのツーリング客向け施設に投資

しずおか観光活性化ファンドは、2019年6月6日、バイカーズパラダイス(東京都中央区)への投資を決めたと発表した。静岡銀行、スルガ銀行と協調した投資となる。しずおか観光活性化ファンドは、REVICキャピタルと静岡キャピタルが共同運営するファンド。

バイカーズパラダイスは、オートバイのライダー向けに観光施設「バイカーズパラダイス」を2019年8月に開業予定だ。この施設は湯河原峠に位置し、自然公園を観光資源として活用することを目指している。伊豆箱根鉄道が所有する遊休施設をリノベーションして再活用する計画だ。静岡県の地場産業ともいえるオートバイ関連業界の活性化も波及効果として期待している。

静岡県内の旅館などの経営支援を手掛けるしずおか観光ソリューションズ(静岡市)が、バイカーズパラダイスの少数株主として経営に参画し、同社を支援する。しずおか観光ソリューションズは、同ファンドの第2号投資案件でもある。

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