AIUEO 歩行者通行量調査のAIでの代替実証に成功

AIUEO(新潟県長岡市)は、2018年10月から2019年3月まで新潟県長岡市と共同で実施した、 ディープラーニングを用いた歩行者通行量調査に関する実証実験の結果を2019年4月2日に発表した。人手不足のため地方において実施が困難になっている、目視による歩行者通行量調査にAIを導入することに成功した。

歩行者通行量調査は、街の賑わいや発展の指標として用いられているが、そのデータ取得は長時間にわたり常に人々に注意を払わなければならない重労働でもある。また近年の人手不足もあり、人件費の増大という課題も抱えている。

長岡市に拠点を置くAIUEOは、長岡市と共同で、歩行者通行量調査にディープラーニングを適用する実証実験を実施した。その結果、人間による計測と同程度の結果が得られることが確認できた。 AIUEOでは、開発した技術を地方都市に積極的に展開することと、2019年度中の実用化を目指している。

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