内閣府 宇宙ビジネスコンテストの募集を開始 海外からも応募OKに

内閣府宇宙開発戦略推進事務局が主催する宇宙ビジネスコンテストS-Boosterは、3回目となる2019年度の応募要項を2019年3月1日に公開した。起業家や、企業内での新規プロジェクトチームを対象に、宇宙に関する国内アセットを活用したビジネスアイデアを募集するもの。

最優秀賞に授与される賞金は1000万円。応募者の最終選抜会で、宇宙分野に関心を持つ投資家や事業会社などを前にビジネスアイデアを発表することで、アイデアを持った個人・企業と投資家・事業会社とのビジネス・マッチングの機会とする狙いもある。また、各アイデアの事業化に際しては、専門家によるメンタリング・経営面での助言などを提供する。事業構想大学院大学客員教授の早川典重氏も、メンターの1人となっている。

今回のコンテストでは、募集地域をアジア・オセアニアに拡大展開し、国内外からの宇宙ビジネスアイデアを募集。日本国内とアジア地域に分かれて、それぞれ選考を行い、選考を勝ち抜いた応募者は共に、2019年11月25日に都内で開催予定の最終選抜会でプレゼンを実施する。

応募の受付は2019年4月21日まで。応募テーマは、スポンサー企業が提示するテーマに応じたビジネスアイデアか、日本政府・JAXA・企業が提示する、衛星データなど日本の宇宙関連資産を活用したビジネスアイデアなど。応募に関する詳細はこちら

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