大阪大学、READYFOR クラウドファンディングで業務提携

READYFOR(東京都文京区)と大阪大学は、2018年10月26日、寄付金獲得を目的としたクラウドファンディングで業務提携したと発表した。同時に、3本のクラウンドファンディング・プログラム「大阪大学×READYFOR」を立ち上げた。

クラウンドファンディングでは、大阪の歴史と文化に関するテーマをプロジェクト対象として選定している。10月26日時点で公募が始まっているのが、「適塾 緒方洪庵と門人たち。 180年の歴史を詰め込んだ図録を。 (目標金額200万円)」 と、「古墳の価値を未来に―野中古墳出土品の3D計測プロジェクト―(目標金額150万円)」。前者は、1980年に出版された緒方洪庵に関する図録に、最新の研究を盛り込み、審判として出版するというもの。後者は、大阪大学が発掘調査を実施した古墳の出土品から、細密3Dデータを作成し、国際的に発信するものだ。

後日公開予定のプログラムは、「能勢人形浄瑠璃鹿角座 まちかねta公演 at 大阪大学(目標金額100万円 )」。大阪大学社学共創クラスター組織「能勢町文化活性化クラスター」と、能勢人形浄瑠璃「鹿角座」が協力し、大阪大学のキャンパスに野外劇場を設置。新しく、鹿角座の巡礼公演をスタートさせる。

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