NTT西、白浜町ほか 公衆LANによるキャッシュレスサービスの実証を開始

西日本電信電話(NTT西日本)と白浜町、南紀白浜観光局は、2018年11月1日から、白浜町の観光スポットにおいて、「キャッシュレスサービス導入拡大に向けた実証実験」を実施する。外国人観光客の利便性を向上することを目指す。

実証実験は、公衆無線LANを利用したキャッシュレスサービスの経済効果や利便性、安全性などの確認を行うもの。町内6カ所の観光スポットの店舗で、Alipay、WeChat Pay、Line Pay、d払いのQRコード決済を提供する。観光スポットでのキャッシュレスサービスは、現在はクレジットカードが主だという。

2017年に白浜町に宿泊した観光客数は約192万人、そのうち約10万人が外国人宿泊客だった。中国・韓国からの宿泊客数が増加傾向となっているため、これに対応するキャッシュレス・サービス導入が求められている。

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