ココン YJキャピタルなどから28億円を調達

モバイルアプリ、IoT機器などのサイバーセキュリティ事業などを手掛けるココン(東京都渋谷区、月刊事業構想2017年12月号参照)は、2018年10月5日、YJキャピタルや、 住友電気工業などを引受先とする約28億円の第三者割当増資を実施した。創業以来の第三者割当増資による資金調達は、累積41億円となった。

調達した資金は、コネクテッドカーや産業制御システム、電力インフラなどに対するセキュリティ診断技術の向上や、人工知能を活用した診断技術の研究開発に投資する。同社はまた、新ビジョンとして「Technology & Designによる社会課題の解決」を定めた。暗号技術や人工知能などのテクノロジーと、UI/UX設計などのデザイン能力を活用して、異業種との協業やM&Aを進めていく考えだ。

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