業務プロセス自動化ベンチャーがシリーズAで4億円を調達

クラウドRPA「BizteX cobit」を開発・提供しているBizteX(東京都港区)は、総額4億円の第三者割当増資を実施したと2018年8月7日に発表した。引受先は、米WiL,LLCが運営する「WiL Fund II, L.P.」と、ジェネシア・ベンチャーズが運営するGenesia Venture Fund 1号投資事業有限責任組合。Genesia Venture Fundはシードラウンドからの投資だ。

「BizteX cobit」は2017年7月にサービスを開始し、同11月に正式版をリリースした。クラウドRPAは、自社運用するRPAに比べて、手軽に導入できるのが特徴だ。BizteXでは、プログラムの知識がなくても簡単に使えるRPAを目指してインターフェイスを設計。既に、導入アカウント数は1150、 作成されたロボット数は4200、 ロボットに覚えさせ、実行された総実行ステップ数は1411万超となった。

調達した資金は、近く公開するBizteX cobit APIのシステム連携や、他社とのアライアンス強化、開発体制やマーケティングの強化に用いる。並行して、WiLのサポートの下、海外展開の準備も始める。

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