Rist、凸版印刷 業務提携しAIで印刷物チェックへ

Rist(東京都目黒区)と凸版印刷は、AIを用いた印刷物の比較検査システムの開発で業務提携したと2018年6月20日に発表した。

印刷工場では、入稿データを印刷した後の印刷物のフォントと、入稿データが一致しない場合がある。この作業は微妙な違いの検出のため、現在は人間が目視で検査をしている。今回の業務提携は、印刷物検査の自動化、検査負荷の軽減を目指したものだ。

Ristの深層学習技術を用いた比較検査システムと、凸版印刷の持つ、印刷物の検査ノウハウを組み合わせ、新しい検査システムを開発する。Ristは、今回の提携で得た比較検査のノウハウを、半導体など製造業の目視検査分野へも展開していく予定だ。

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