HomeAway、古民家再生協会、楽天LIFULL 古民家1軒泊で業務提携

米HomeAway社と、全国古民家再生協会、楽天LIFULL STAYは、2018年6月4日、業務提携について合意したことを発表した。HomeAwayは、民家や別荘などを1軒丸ごと借りられる物件に特化した宿泊予約プラットフォームを運営している企業。 業務提携の目的は、国内外の旅行者に向けて古民家をPRして宿泊先として活用し、 地域の観光活性化を加速させること。

提携の一環として、全国古民家再生協会では古民家を宿泊施設として利用する場合の基準となる「古民家宿泊鑑定」を設ける。宿泊先としての安全性を、協会の認定する鑑定士による20項目からなる鑑定制度で担保し、鑑定済みの古民家には「古民家宿泊鑑定済ロゴ」を発行。HomeAwayのサイト上でも「鑑定済古民家物件」として紹介する。

各社の分担は、HomeAwayが、世界190カ国、月間4000万人のサイト訪問者に対し、鑑定済みの物件をはじめとする古民家、各地域の魅力をアピールし、地域への長期滞在を促す。楽天LIFULL STAYは、全国各地で古民家物件の開発支援と運用を担う計画だ。

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