総務省 通信利用動向調査を発表 企業は半分以上がクラウド利用

総務省は、2018年5月25日、2017年9月に実施した通信利用動向調査の結果を発表した。調査結果の詳細は、情報通信統計データベースに掲載し、掲載データはCSV形式で公開する予定だ。

今回の調査結果では、クラウドサービスを利用している企業の割合が、初めて5割を超え、56.9%となった。また、個人のインターネット利用機器におけるスマートフォンの割合(54.2%)がパソコン(48.7%)を上回った。スマートフォンを保有している世帯の割合が、固定電話・パソコンを保有している世帯の割合を初めて上回り、ネット利用の主役がスマートフォンに移行していることを示す結果となった。

年齢階層別の調査では、13歳~59歳の年齢層でインターネット利用が9割を超え、もはや当たり前のものとなったことが分かる。同時に、インターネット利用時に「不安を感じる」または「どちらかといえば不安を感じる」と回答した個人の割合は、2017年の61.6%から、2018年の68.3%まで上昇している。

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