築90年・30年前から空き家の診療所をシェアオフィスに改装

 

不動産賃貸管理会社のエヌアセット(神奈川県川崎市)は、不動産オーナーと会社を設立し、東急田園都市線・大井町線「溝の口」駅から徒歩2分の立地にシェアオフィス「nokutica」を開設した。

 

通常は自社の顧客となる不動産オーナーと、賃貸管理会社が共同出資して会社を設立。90年前に建築され、30年前から空き家だった診療所兼住宅を改装し、シェアオフィスとして整備した。改装に当たり、物件オーナーや地域住民と議論を重ねた結果、溝の口では「需要がありつつも供給がほとんどない」シェアオフィスとすることになった。

 

建坪311平方メートルの施設内には、レンタルオフィスやコワーキングスペースのほか、貸会議室を2部屋設置。1回にはカフェを開店する。全5部屋のレンタルオフィスには、 溝の口を起点としたWeb制作やデザイン、アパレル、キャリア開発などのスタートアップ企業が入居する予定だ。

unnamed (1).jpg