農林水産省、東京・丸の内で国産農作物のPRイベントを開催

 

農林水産省は、2017年11月4日と5日、「JAPAN HARVEST 2017 丸の内農園」を開催した。6回目となる今回は、14万人の来場者を集めた。

 

東京駅そばの丸の内仲通り、行幸通りを中心に行われた今回のイベントでは、食や農林漁業に関する様々な体験ブースや物販ブースなど、約90ブースが出展した。ブースでは、国産農林水産物の消費拡大を目的とした「フード・アクション・ニッポン アワード 2017」入賞産品の紹介・販売や(関連ニュース)、出汁やしょうゆなど日本の伝統的な和食の体験、ドライフルーツやジャムなどの農産加工品の食べ比べなどが行われた。

また、農業で活躍する女性の取組である「農業女子プロジェクト」や、新しい品種やブランドの農畜産物も紹介された。海外からの観光客が増えている「Savor Japan」地域(「農泊 食文化海外発信地域」)、各地の大学生が育てた農林水産物や、加工品を販売する「農林漁業学園」なども人気を集めた。

その他、農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」に選ばれたシェフと生産者によるトークショウや、地理的表示保護(GI)制度の啓発のための「GIスタンプラリー」も実施された。スタンプラリーは、地域の名前を冠した特産品のスタンプを集めるもので、景品付きのくじを引けることもあり、多くの親子連れが参加していた。

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