総務省 マイナンバー制度を活用する個人向けサイトを13日に開始

 

総務省は、マイナンバーを利用して行政機関の間で情報をやりとりする「情報連携」と、個人向けのサイト「マイナポータル」の本格運用を2017年11月13日から開始すると発表した。

 

情報連携は、行政機関の間で専用のネットワークシステムを用いて、個人情報を授受するもの。これにより、役所での各種手続の際に、住民が提出する書類を省略できるようになる(情報連携が可能な手続き、省略可能な書類一覧はこちら)。マイナポータルは、マイナンバー制度の導入に併せて新たに構築した個人用ポータルサイトだ。

 

マイナポータルについては、子育てワンストップサービス(ぴったりサービス)の「サービス検索機能」と、コミュニケーションアプリ「LINE」との連携を、2017年11月7日から先行して開始する。ぴったりサービスは、子育てに関する手続など、様々な申請や届出をオンライン上で行えるもの。マイナポータルのLINE公式アカウントを登録後、子育てに関する行政サービスを検索し、対応する手続が見つかれば、ぴったりサービスでマイナンバーカードを用いて電子申請できるようになる。この連携は、電子申請を受け付けている約150の市町村で利用可能だ。

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