佐川急便 乗り合いタクシーでの貨客混載を旭川で開始

 

佐川急便は、旭川中央ハイヤーと、乗り合いタクシーを利用した荷物の配達を2017年11月1日に開始した。

 

旭川中央ハイヤーの乗り合いタクシーは、JR東旭川駅と、約20km離れた米飯地区を、住民の予約に応じて平日10便、土日は7便、運航している。乗り合いタクシーが佐川急便旭川営業所で荷物を積み込み、東旭川駅周辺と、旭川市米飯地区に荷物を配達する。配達は予約のない時間帯に行い、乗り合いタクシーの運転手が個別に配送する。

 

国土交通省が2017年9月1日に実施した貨客混載の対象の拡大で、路線バスだけでなくタクシーや貸し切りバスでも貨客混載が可能になった。人口減少地区での人の流れの活発化や、物流の効率改善につながると注目される。

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