シマダヤ、「流水麺」秋冬戦略で簡便ホットメニューを強化

(※本記事は「食品新聞」に2025年8月20日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

シマダヤは、秋冬シーズンも基幹ブランド「流水麺」の需要開拓に本腰を入れる。新たに簡便なホットメニューを訴求するほか、あえて涼味感を抑えた期間限定デザインを展開。残暑の長期化と食シーンの多様化を念頭に、重点施策に掲げる端境期の間口拡大を強力に推進する。

「流水麺」秋冬デザインのイメージ
「流水麺」秋冬デザインのイメージ

お湯で簡単にできる「かきたま風うどん」

このほど秋冬商品発表会を開催。「流水麺」の新たな戦略について、岡田賢二社長は「当社は中期経営計画(24~26年度)の中で家庭用チルド麺の収益改善に取り組んでいる。特に下期の販売拡大が課題。『流水麺』は11年から『そば』、12年から『うどん』を年間販売しているが、まだまだやり切れていない。今秋冬は簡便性を生かした提案で間口拡大を図っていく」と狙いを話した。

岡田賢二社長
岡田賢二社長

「『流水麺』国産そば粉使用 そば 2人前」と「『同』国産小麦粉使用 うどん 2人前」の秋冬デザインは10月上旬から展開。キャッチコピーの「さっと水でほぐすだけ」をあえて外して「ゆでずに簡単」に一本化し、カラーリングも変更する。

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