JR貨物、濃飛倉庫運輸 岐阜に貨物の積替ステーションを開設

日本貨物鉄道(JR貨物)の東海支社と濃飛倉庫運輸(岐阜市)は、岐阜貨物ターミナル駅に隣接する濃飛倉庫運輸岐阜総合輸送センターに「積替ステーション」を開設すると2023年3月23日に発表した。トラックと鉄道コンテナの間で貨物を移し替える際に必要なサービスを提供する施設で、鉄道コンテナを利用しやすくすることを狙っている(月刊事業構想2023年4月号参照)。利用開始は4月1日から。

これまでは、鉄道輸送を利用したい顧客がコンテナに荷物を積み込み、専用トラックで貨物駅に持ち込む必要があった。新設する積替ステーションでは、顧客が自社のトラックで直接荷物を持ち込めるようになっており、貨物輸送量に合わせてコンテナ利用個数も選択可能だ。また、荷捌きや保管、積替えなどの通常の駅頭荷役作業のほか、保税施設機能を備えているため、輸出入貨物を取り扱うことができる。

JR貨物2303