DeNA、MDV 医療ビッグデータ活用のための協業の検討で合意
医療データの一元化を目指すメディカル・データ・ビジョン(MDV)は、ディー・エヌ・エー(DeNA)と、健康・医療の社会課題の解決のためにヘルスケア事業で協業を検討することで基本合意した。2022年4月8日に発表した。
MDVは診療データ事業を2008年に開始し、医療機関から二次利用許諾を得た匿名加工データの集積を続けてきた。MDVが保有する国内最大規模の診療データベースは病院データの3940万人(2022年3月末日集計)と、健康保険組合データの769万人で構成されている。
DeNA子会社であるDeSCヘルスケアでは、健保組合や自治体に提供するヘルスケアエンターテインメントアプリ「kenkom」を提供。健保・自治体などの合計約100団体・480万人に利用されているほか、公益性に資する形でのデータ利活用にも取り組んでいる。
今回の協業検討合意により、医療ビッグデータ利活用の促進などでの連携を目指していく考えだ。