子ども向けプリペイドカード「シャトルペイ」を正式リリース シャトル

シャトル(東京都港区)は2022年7月6日、Mastercardや三菱UFJニコスなどと連携し、子ども向けプリペイドカードサービス「シャトルペイ」を正式リリースしたと発表した。あわせてジェネシア・ベンチャーズ等を引受先とする第三者割当増資により、シードラウンドで約5.5億円の資金調達を実施した。

 

「シャトルペイ」は、世界9000万店のMastercard加盟店で使える子ども専用のプリペイドカードを発行し、親と子それぞれに最適化したアプリで利用状況を管理できるサービス。親は子どもの買い物や貯金の履歴を通して日常の様子を知ることができ、子どもの自律を後押しできる。子どもも、自動おこづかい帳などの機能を通して、目標をもって貯蓄する習慣を身につけられる。2022年1月にβ版ローンチした。

 

近年子どもへの「金融教育」が注目されているが、欧米では子ども向け金融教育サービスが浸透しつつある。これらのサービスは、アプリを通じて子どもが貯蓄した貯金に対し、親が金利を付与したり、ETFや投資信託として運用したりする機能を備えており、子どもの金融教育に大きく貢献しているという。シャトルは「シャトルペイ」を、子ども向けキャッシュレスサービスとしてだけでなく、親子で一緒にお金について学べる金融教育サービスとしても普及させていく考え。

子ども向けプリペイドカード「シャトルペイ」

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