JTB 自治体DXを推進する「ジチタイメタバース」サービス開始

株式会社JTBと株式会社ジェーシービーの合弁会社である株式会社J&J事業創造(以下「J&J」)は、クラスター株式会社(以下「クラスター」)との共創による新サービス「ジチタイメタバース(※商標出願中)」の提供を10月23日より開始した。

「ジチタイメタバース」は、バーチャル空間上にAIアバターを配置し、住民からの問い合わせや、基本的な手続き案内といった日常的な業務に対応するもの。これまで自治体窓口で職員が行ってきたサービスの質を維持しつつ、行政サービスの効率化を図る。これにより、職員の業務負担を軽減しつつ、住民には高い満足度と感動を提供し、職員は、より住民と正対する業務に多くの時間を集中できるようになる。

J&Jが持つ「バーチャルDX」の戦略設計、JTBの地域に根差したネットワークと、クラスターの持つ確かな技術基盤を融合させた包括的なサービスとして、単なる「空間提供」を超え、バーチャルとリアルを掛け合わせた、新たな交流のカタチを提案。地域の課題を解決する、トータルなソリューションを提供する。

また、これにより、メタバース関連事業に取り組む前の自治体に向けて、多額の初期費用を必要としない基本空間を活用したトライアルプランを用意。匿名性や時間・場所を選ばないメリットを活かし、地域住民の交流促進や不登校支援、既存のイベントや各種相談会をバーチャル空間で手軽に実施するなど、DX推進の第一歩を後押しする。