日本ハム 直販サイト「Meatful」を立ち上げ

日本ハムは、新規事業において「たんぱく質の安定供給」「食物アレルギー」という社会課題への対応を強化することを、2022年3月7日に発表した。4月には、新しい食体験・食の価値を提供するD2Cプラットフォーム「Meatful」を立ち上げる。

2月に発足した食物アレルギーケアの新ブランド「Table for All」と合わせて、食の社会課題解決を担う重点事業となる。「Meatful」では、これまで同社グループで培った食肉・加工各事業の強みを生かし、「お肉の新たな可能性を拡げる」をコンセプトに、間食シーン・手づくり食体験シーン・贅沢食シーンなど新たな切り口で商品開発を行う。ワイン専門商社やフレンチレストランシェフとのコラボレーション企画、北海道道南の地元ワインやビール工房との連携など、5つの領域で商品やサービスを予定している。

同社では、すでに2月17日より食物アレルギーの総合プラットフォーム「Table for All 食物アレルギーケア」の提供を開始している。食物アレルギー管理栄養士による無料オンライン栄養相談や、さまざまな情報をワンストップ提供する食品業界で日本初となる取り組みだ。

2022年4月からはサイト上で食品アレルギー対応商品の販売を開始し、更なるサービスの充実を目指していく考えだ。食の多様化ニーズに対応する商品やサービスを提供する。コーポレートアンバサダーとして新庄剛志氏を起用し、経営方針「Vision2030」の実現に向けた取り組みの発信も強化する。

生ハム_肉イメージ