持続可能な世界への取り組み「人」と「地球」の未来を描く

地方創生や人材育成、事業再生などを行うInnovation Designは、「地球のためになるか」で社内変革や各領域の事業に取り組む。「アイデア×掛け算」で、世の中に無い価値を構想する。

「地球のため」の事業を推進

Innovation Designは地方創生、人材育成、事業再生などの領域で、国内外で幅広く事業を展開している。地方創生関連では、旅行会社のエイチ・アイ・エスと協力して、開業以来19年間赤字だった長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」の再生に取り組み、1年程度でV字回復させた。

また、社会的課題を捉え、会社や人としてやるべきことを理解し、多くの人に問題を知ってもらうことがサステナブルに繋がるという考えで、社内変革にも取り組んできた。例えば、会社のビジョンやミッションを変更し、社内には「サステナブル デザイン室」を新設。さらに、社員全員が「サステナブルデザイナー」の肩書きを持ち役割を担うこととし、社員の意識改革も進めてきた。

「会社として行うすべての取り組みの判断軸は、地球のためになるかというところです。そしてサステナブルな取り組みを行う中、社員の意識に変化が起こりました。毎月の運営会議ではコスト削減の報告だけでなく、コスト削減を二酸化炭素(CO2)削減指標に変換して振り返りを行うなど、多くのスタッフが新しい取り組みを発案しています」。

Innovation Design 代表取締役の石関太朗氏は、こう語る。一方、事業では「日本サステイナブル・レストラン協会」に加入し、持続可能なフードサービス実現に向けた啓発プログラムも推進。また、おみやげを通じて社会課題の解決を目指すお土産ショップ「haishop」を運営し、規格外・消費間近の野菜のドライフード化、障害者支援のための商品開発、衰退産業のサポートなど、様々な取り組みを進めている。

石関 太朗 Innovation Design 代表取締役

アイデアの掛け算で独自の構想を

「プロジェクトを進める際に大切なことは、第1に、企業は大切な『人』の集合体からなる『組織』だということです。私たちは『ひとりの意識をまず変える そして組織力 企業力へ』という考えで、目標設定などコミュニケーションをしっかり取りつつ、個人が安心して働ける労務計画や環境を整えています」。

第2に大切なのは、アイデアの創出だ。「私たちはAとBという2つのアイデアがあれば、Cも加えます。アイデアが3つになれば、圧倒的にコンペティターが減り、事業のうえで有利になります。このような『アイデア×掛け算』を、独自の構想になるまで進めます」。

例えば、第一次産業(農林水産業)や第二次産業(製造・建設・鉱工業)、第三次産業(サービス・情報産業)に関するアイデアがあれば、そこにサステナブルなアイデアを加え、唯一無二のものを創り出す。また、ここで大切なのは、アイデアを加えるプロセスを経験した人材の経験値が次なる財産になることだ。

3つ目は、マーケット、ターゲットだ。「プロジェクトを作り上げる際には、アイデアやストーリーをしっかり取り入れ、誰もが愛してワクワクできるものを世に発信していきます」。

Innovation Designでは、今後も社外の人々のアイデアに自社のアイデアをプラスし、サステナブルな世の中を創り上げるための事業を展開していく。

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株式会社Innovation Design 担当 和田
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