2019年10月号
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スポーツの新ビジネス

Tリーグ・チェアマンが描く 「世界No.1」卓球リーグ構想

松下 浩二(Tリーグ チェアマン)

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2018年にスタートした卓球の新リーグ「Tリーグ」。その実現に大きな役割を果たしたのが、現役時代はトッププロとして世界で活躍し、引退後には経営者としても実績を残したTリーグのチェアマン、松下浩二氏。同氏が目指すのは「世界No.1の卓球リーグ」の実現だ。

2018年10月、オープニングセレモニーとともにTリーグがスタート

20代の頃からリーグ設立を構想

――Tリーグの構想は、どのようにして生まれたのですか。

松下 私は、プロリーグを立ち上げたいという夢を20代の頃から抱いていました。大学卒業後、国内企業に所属しながらプロとして活動しましたが、海外の本場のプロリーグを見てみようと、まずは1997年にドイツに渡りました。

松下 浩二(一般社団法人Tリーグ チェアマン)

ドイツのプロリーグ「ブンデスリーガ」には当時、世界ランキング上位の選手が大勢おり、卓球選手なら一度は勝負してみたいと思える舞台だったのです。ドイツで3年を過ごし、次は欧州で2番目に強かったフランス、最後に中国と、各国でプロリーグの仕組みを学んできました。

帰国してからも選手生活を続けながら、他のトップ選手をマネジメントしたり、現役を引退した2009年以降は卓球用品メーカーの社長をしながら、所属する契約選手の育成にも力を注ぎました。そうした活動をしながら、卓球というスポーツはもっと広く社会に貢献できる、日本全体を楽しく盛り上げられると、ずっと思っていました。そこで20代の頃の原点に立ち戻り、「プロリーグをつくろう」と決意を新たにしたのです。

2010年に日本卓球協会の大林剛郎会長(当時)と話して、新リーグ設立のプロジェクトを発足しました。2008年の北京オリンピックで、日本は惜しいところでメダルを逃した。これまで選手の育成・強化は、選手個人やその家族に支えられてきましたが、継続的にメダルを獲得する力を養うには、プロリーグ的な仕組みが必要という話になったんです。決して順風満帆ではありませんでしたが、2018年10月に初シーズンの開幕にこぎつけました。

2018-2019シーズンは、木下マイスター東京と日本生命レッドエルフが初代チャンピオンに輝いた

卓球のビジネス価値を高める

――Tリーグは「世界No.1の卓球リーグ」の実現を理念に掲げています。海外リーグが存在する中で、どのようにしてNo.1を目指していくのですか。

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