リンガーハット 65歳で社長復帰、V字回復を遂げた経営の強み

2017年、創業から55年を迎えたリンガーハットグループ。長崎ちゃんぽん『リンガーハット』、とんかつ『濵かつ』など、全国760店舗を運営する。数々の危機を乗り越え、国内有数の外食産業に成長してきたリンガーハットの経営哲学とは...。

米濱 和英(リンガーハット代表取締役会長 兼 CEO)

郷土料理、長崎ちゃんぽんを全国へ

東京オリンピックを2年後に控えた1962年の夏、長崎ではじめてのとんかつ店としてオープンした『浜かつ』が、リンガーハットグループの外食産業への道のはじまり。

その後、さらなる事業拡大を目指し、長崎ちゃんぽんのチェーンストア構想に着手。1974年に長崎市宿町に『リンガーハット』1号店をオープン。独自に開発したスープや斬新な店舗スタイルが人気となり、長崎県内から福岡、関東、九州一円へと商勢圏を広げ、長崎の郷土料理、長崎ちゃんぽんを全国区へと押し上げた。

リンガーハット代表取締役会長兼CEOの米濵和英氏は、「1976年(昭和55)に共同創業者の兄・豪が44歳で亡くなり、32歳で社長を引き継ぎました。以降、紆余曲折があって、現在に至っています」と話す。

1979年(昭和54)1月3日の西日本新聞に掲載された対談において、当時ロイヤルの社長であった江頭匡一氏が、リンガーハットについて『みごとな経営です。九州の食べ物屋のうち将来の上場企業候補ナンバーワンですね』とコメントしている。

その6年後、1985年(昭和60)に『リンガーハット』100号店目をオープン。2000年に東証一部への上場を果たしている。

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