2015年8月号
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スポーツ起点の新戦略

超人スポーツ 2020年、マンガの世界が現実に

稲見昌彦(慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授)

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日本発の新しいスポーツの発明を目指して、研究者、デザイナー、アーティストらが集結。最新のテクノロジーを使って能力を拡張した人間が競い合う「超人スポーツ」。産業界も注目する「超人スポーツ」が目指す未来とは?

身体能力を高めるパワーアシスト、視覚や触覚の機能を増強するウェアラブルデバイスなどを装着することで、誰もが「超人」になり、スーパープレーを競い合う時代が近づいている

東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年、もう一つの国際的なスポーツ大会が開催されるかもしれない。装着型ロボットやアシストスーツ、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)など、最新のテクノロジーを使って能力を拡張した人間が競い合う「超人スポーツ」の大会だ。

プロジェクトは、すでに動き始めている。昨年10月、研究者、デザイナー、アーティストらによって「超人スポーツ委員会」が設立され、今年6月2日には「超人スポーツ協会」が発足。7月に都内2ヵ所でハッカソンを実施し、10月にはプロダクトのデモを体験できる「運動会」を開催すると発表された。

目隠しして行う「ブラインドサッカー」。超人スポーツは、「すべての参加者が楽しめる」ことを原則しており、新しい「ブラインドサッカー」の開発も進む

新しい 「日本らしさ」を発信

超人スポーツというアイデアの生みの親は、協会の代表理事を務める慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の稲見昌彦教授だ。

「東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まって、自分が長年携わってきた『VR、AR、ロボットなどのテクノロジーで人間の能力を拡張する』という研究を活用すれば、新しいスポーツを発明できるかもしれないと思ったんです」

稲見昌彦 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授

イメージは、どんどん膨らんだ。稲見教授の下では、多くの留学生が学んでいる。ほとんどは日本のポップカルチャーへの憧れか、テクノロジー先進国として日本を留学先に選んでいる。

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