2015年6月号
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農業を変えた新発想

「農業女子」が広げる新市場 多彩なコラボでヒット商品を開発

佐藤一絵(農林水産省 経営局 就農・女性課 女性・高齢者活動推進室長)

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農林水産省が、2013年11月にスタートした「農業女子プロジェクト」。これまで注目される機会が少なかった農業に携わる女性たちが、企業とのコラボレーションを展開し、農業界に新たな風を吹き込んでいる。

昨年、ダイハツ工業から発売された軽トラックは、女性ユーザーの声を反映し、ピンクやオレンジなど8色のモデルを用意。販売も好調で、計画の2倍のペースで売れているという

農業というと、主に男性が担っているというイメージが強い。しかし実際には、全国に約170万人いる基幹的農業従事者のうち70万人、41.8%が女性だ。しかも、農林水産省の調査によれば、女性が経営に参画している農業経営体のほうが売上げや収益力も高い傾向にある。それにもかかわらず、これまで、農業に携わる女性は注目されてこなかった。

農林水産省は、2013年11月に女性農業者に焦点を当てた取り組みをスタートした。それが「農業女子プロジェクト」だ。

ロゴは、ピンク色を基調にデザイン。一見すると、官庁のプロジェクトには見えないようなデザインとなっている

地域の枠を越えた活躍の場

農業女子プロジェクトでは、企業とのコラボレーションによる「女性農業者の生産力の向上」、「知恵を活かした商品化」、「新市場の創出」などが進められている。

プロジェクトが始まった時点で、女性のメンバーは37人、参加企業は9社だったが、2015年4月時点ではメンバーが273人、参加企業は21社にまで増えている。

農業女子プロジェクトを担当する農林水産省経営局就農・女性課 女性・高齢者活動推進室長、佐藤一絵氏は、女性農業者の現状をこう語る。

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