2023年開校の神山まるごと高専 カリキュラム構想を発表

神山まるごと高専設立準備財団は2021年5月18日、神山まるごと高専のカリキュラムディレクターに、クリエイティブ集団Party代表の伊藤直樹氏が就任することを発表した。

 伊藤氏は今回、準備財団の掲げる「テクノロジー×デザインで、人間の未来を変える学校」を実現するべく、デザインやテクノロジー教育を掛け合わせた「モノをつくる力」と、起業家教育を中心とした「社会と関わる力」の育成を軸にカリキュラム構想「神山サークル」を作成。15歳から20歳までの学生が、集中してこのカリキュラムに取り組むことにより、これからの社会で活躍する「モノをつくる力で、コトを起こす人」を育成することを目指す。

神山まるごと高専は、徳島県神山町で2023年4月開校予定の私立高等専門学校。神山町をまるごと学びのフィールドに活用した、実践型教育を展開する。Sansan代表取締役社長の寺田親弘氏は同校設立プロジェクトの発起人の一人であり、同校理事長。

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Party代表 伊藤直樹氏 ニュース3_210519_2.png

神山まるごと高専のカリキュラム構想「神山サークル」