NTTドコモ オンライン診療のメドレーと資本・業務提携

NTTドコモは、2021年4月26日、メドレーとの資本・業務提携に合意したと発表した。オンライン診療を起点としたヘルスケア・メディカル事業の強化を狙ったものだ。ドコモは、メドレーの第三者割当増資に応じ、増資実施後は持株比率2.93%を保有する株主となる。

提携を通じて、メドレーの医療ICTに、ドコモの会員基盤などのアセットを組み合わせ、オンライン診療の普及を目指す。また、これを起点に新しいサービス展開を図り、未病領域のビジネスや予防医療にも参入する考えだ。

ドコモはこれまで「dヘルスケア」など、健康への関心を高め、行動変容のきっかけとなるサービスを提供してきた。今後は、メドレーとオンライン診療アプリを共同運営し、ヘルスケアと医療分野で患者を総合的にサポートできる環境を構築するという。

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