自動運転・一般車両混在状態での自動パーキング実証を実施へ

ゼロ・サム(京都市)と日本信号は、けいはんなオープンイノベーションセンター駐車場で、自動バレーパーキングの実証実験を実施すると2021年1月27日に発表した。京都府と関係支援団体が協力し、「企業の森・産学の森推進事業」の1つとして実施する。

実施の日時は2月1日。実験の内容は、限定空間かつ混在交通下での自動化レベル4自動運転、自動駐車となる。自動運転車と一般車両とが混在する駐車場を想定した、自動化レベル4の自動バレーパーキングシステム実証実験は、全国初の取組みだ。

実験では、ゼロ・サムの同時複数車両に対する経路ナビシステム、日本信号のフェールセーフ技術を基盤とした駐車場管制システムを用いて、駐車場内における複数の自動運転車の制御を行う。自動運転車と一般車両が混在する駐車場において、インフラ監視による自動運転車両の停止指示、管制システムによる最適経路への変更指示の有効性を確認する。

両社は、実証を通じて、自動運転社会での新しい駐車場インフラのあり方を提案するとともに、システムの有用性や駐車場内での安全性を確認していく。

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