経産省ヘルスケアビジコン カイテク、CIがグランプリ

経済産業省は、2020年1月27日、ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト(JHeC)2020の結果を発表した。JHeCは今回が5回目の開催となる。

1月23日に開催されたJHeC2020で、アイデアコンテスト・ビジネスコンテストの各部門において事前審査を通過したファイナリストが公開プレゼンテーションを行った。審査の結果、アイデアコンテスト部門においてはカイテク(東京都港区)が、ビジネスコンテスト部門においては、コネクテッド・インダストリーズ(CI、東京都中央区)がグランプリに選定された。

カイテク代表取締役の武藤高史氏は、介護ワークシェアリングサービス「カイスケ」についてプレゼンした。カイスケは、介護・医療の有資格者限定で登録でき、ウェブで1日・数時間単位から仕事を見つけ、面接なしで働くことができるサービス。給与もウェブで申請し、最速では即日受取も可能にした。介護分野の人材不足を解決することを目指している。

CI代表取締役社長の園田正樹氏は、病児保育ネット予約サービス「あずかるこちゃん」を紹介した。これは、病児保育の利用予約をネットで予約・キャンセルできるようにするシステムだ。将来的にはデータ活用による医療相談や、オンライン診療などへの展開も検討しているという。

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