AEA2019 秋の開催に向けプレイベントを実施

アジア・アントレプレナーシップ・アワード(AEA)2019は、2019年7月30日、都内でプレイベントを開催した。AEAは、アジアの若い起業家が集まって開催する、国際的なビジネス・コンテストで2018年までに7回実施された。2019年は、10月30日~11月1日に千葉県柏市の柏の葉キャンパスで開催される。今回のプレイベントは、主にアジアのベンチャー企業に関心がある国内企業や、2019年のアワードに出場を検討しているベンチャー企業向けに行われたものだ。

まず、AEA運営委員会委員長で東京大学教授の各務茂夫氏(下写真)が、アジアの起業トレンドと、日本の立ち位置を紹介。2050年までに大きな成長が期待されるアジアのベンチャー企業が日本企業と協力したり、アジアの大学の研究成果をイノベーションに生かすことの重要性などを話した。日本マイクロソフト エバンジェリストの西脇資哲氏は、マイクロソフトが進めるベンチャー支援プログラムであるMicrosoft for Startupsを紹介。日本から海外に進出したい企業、海外から日本市場に参入したい企業などに、「マイクロソフト製品の無償提供から共同販促まで、様々な支援を提供した」と説明した。

日本貿易振興機構(JETRO)からは、アジア現地の担当者から、新しいテック企業の活動や企業の動向が紹介された。さらに、過去に出場したベンチャー企業が、AEAに参加した経験を紹介。参加のメリットなどを話した。

AEA2019は8月30日まで、ベンチャー企業の応募を受け付けている

AEA2019pre.JPG