クラウドワーカーと仮想事務職を組み合わせて 仕事の依頼を可能に

 

RPAテクノロジーズ(東京都港区)は、クラウドワークス(東京都渋谷区)と提携することを2017年11月28日に発表した。ロボティックプロセスオートメーション(RPA)分野で包括的に業務提携することで合意した。

 

RPAは、ホワイトカラー業務にロボットやITを導入し、人の業務を代行させ、自動化する取り組み。今回の提携では、具体的には3つの取り組み例を想定し、様々なアプローチでクライアント企業の課題解決を図る計画だ。

 

1つめは、人とロボットの共働ソリューションの提供。企業のニーズに合わせて、RPAテクノロジーズのソフトウェアロボットとクラウドワークスのクラウドワーカーを組み合わせた業務プロセスを設計し、提供する。

 

2つめは、クラウドワークス上でのデジタルレイバーの提供。情報の収集や加工、集計などの定型業務を担うソフトウェアロボットを、クラウドワークス上で販売する。ロボットへの業務依頼も、人間と同じプラットフォーム上で可能になる。

 

3つめは、クラウドワークスへのRPA開発カテゴリーの開設。両社で連携し、クラウドワークスのクラウドワーカーの中からRPAエンジニアを育成する。そして、クライアント企業から、個別ニーズに合わせたRPA開発の依頼を集め、RPAエンジニアとマッチングするという。

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