ArtX アートギャラリーとコレクターを繋ぐプラットフォームβ版をリリース

アート業界のDXを目指すArtX(東京都渋谷区)は2022年8月30日、ギャラリーとコレクターを繋ぐアートのプラットフォーム「ArtX」のβ版をリリースしたと発表した。日本のアート市場規模は世界全体のわずか1%未満で、国内のアート市場活性化が課題となっている。同社は国内のアート市場活性化を目的として、ギャラリーやコレクター、アートを楽しむ生活者の利便性を高めるために同サービスを開発した。 

「ArtX」は、アートギャラリーやファン向けのオンラインストアを中心としたプラットフォーム。ギャラリーはArtXCloud(2022年6月リリースの「ArtX」の管理側のクラウドサービス)を利用するだけで、作品や顧客管理のほか、直接コレクターやファン向けに作品販売やイベント情報の発信などができる。ArtXを利用するギャラリーが増えるほど閲覧・購入できる作品が増え、また、展覧会のスケジュールもギャラリーを跨いで確認できるので、ファンは都度ギャラリーサイトを訪れる必要がなくなる。 

ArtXのWebサイト画面ではギャラリーが登録した作品が販売商品として並び、コレクターはそこから作品の購入が可能。また、アーティストごとに絞り込み表示をすることもできる。作品の在庫管理は一元化されているため、ギャラリーの現場で作品が購入された場合はオンラインストア上の在庫数も連動して変更され、二度手間にならないことが大きな特徴だ。

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ArtXのWebサイトのイメージ