東急ホテルズ&リゾーツ、「The HOTEL Well-hub Haneda」をリブランドオープン 自然・文化体験を軸にしたインクルーシブ型滞在提供

東急ホテルズ&リゾーツ株式会社は7月6日、神奈川県川崎市川崎区殿町に「The HOTEL Well-hub Haneda(ザ ホテル ウェルハブ ハネダ)」をリブランドオープンした。羽田空港から車で約10〜20分の立地を生かし、訪日旅行需要の高まりを背景に、日本文化や豊かな自然を深く理解したいと考える「世界から訪れる新富裕層のトラベラー」を主なターゲットに据える。ホテル名の「Well-hub」は、人生やWell-being(豊かさ・充足)を中心に据えた拠点を意味する造語だ。同ホテルは、世界から訪れるトラベラーと日本各地の自然・スポーツ・文化体験をつなぐ「日本体験のベースキャンプ」として、人・文化・体験が交差し、地域や日常と旅、遊びと学びが溶け合う場を目指すという。

多摩川の豊かな水辺環境という立地を生かし、日本ならではのスポーツ体験を組み合わせたツアーを提供し、多摩川河口のカヤックツアーや河川敷ゴルフ、サイクリング、湘南・鎌倉エリアのサーフィンなど、周辺の自然を活用したネイチャースポーツツーリズムの拠点を目指す。日本文化や自然を深く理解したいという新富裕層の関心に応えるとともに、スポーツや文化を楽しめる新しい滞在スタイルを提案する狙いがある。また、朝食に加え、ヨガや空手、日本茶ワークショップ、DJ・ライブイベントを宿泊料金に含める新しいインクルーシブ体験を提供。ホテル内には倉庫をモチーフとした建築やアナログレコードの音楽、国内外アーティストのアート展示で、文化が交差する空間も演出する。飲食では、1912年創業の食肉専門店「日山」の和牛を使うすき焼「おいし」と、フレンチやピッツァを多摩川の眺望とともに味わえる「RIVER CAFE」を設ける。

東急ホテルズ&リゾーツが展開する個性重視のブランド群「DISTINCTIVE SELECTION」のラインナップのひとつとして、ホテルの総合プロデュースを、体験型施設の企画などを手がける入川スタイル&ホールディングス株式会社が担う。飲食面では前述の「日山」と提携するほか、大浴場・サウナやランニングステーション、アクティビティカウンターを備え、滞在中の体験を一体的に支える構成とした。

宿泊に自然体験や文化プログラムを組み込み、料金内で提供するスタイルは、単なる客室提供にとどまらない滞在価値の設計を志向するものだ。羽田空港に近接する立地とあわせ、訪日客の増加が続くなかで、日本の自然や文化への入り口となる宿泊拠点のあり方を示す事例として注目される。