臨海副都心エリアのパレットタウン 各館閉館、事業終了

臨海副都心パレットタウン運営協議会は、事業区域における開発事業の一部進捗に伴い、複合型施設「パレットタウン(東京都江東区)」の営業を、2021年12月より順次終了することを2021年7月21日に発表した。

パレットタウンは1999年3月に臨海副都心エリアに誕生し、中世ヨーロッパの雰囲気が特徴的な商業施設「VenusFort」をはじめ、モビリティの体験型テーマパーク「MEGA WEB」や「パレットタウン大観覧車」、「Zepp Tokyo」など、多様な施設が集結している複合施設。これまでに国内外延べ約4億人が来場した。Zepp Tokyoは2021年1月1日、VenusFortは同3月27日、パレットタウン大観覧車は同8月31日に営業を終了する予定だ。

パレットタウンが位置する臨海副都心エリアは、日本の今後の成長を牽引するエリアとなっていくことが見込まれている。今回の事業区域の進出事業者であるトヨタ自動車および森ビルは当エリアにおいて、新たな賑わい創出に資する施設を企画・検討し、引き続き人を惹きつける街づくりに取り組んでいく考えだ。

パレットタウン