2020年3月号
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都市の未来と新ビジネス

「マイボトルで給水」を文化に 日本初、給水スポット検索アプリ

ロビン敬・ルイス(mymizu 共同創設者)、青木 優(MATCHA 代表取締役社長)

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ペットボトルの利用を削減するために、新しい文化とコミュニティをつくりたい――。そうした思いから生み出された、無料で給水できる場所を簡単に探せるアプリ「mymizu」。同サービスを展開するロビン敬・ルイス氏に、MATCHAの青木優社長が話を聞いた。

宮古島で目にした風景が契機に

青木 日本初の無料給水アプリ「mymizu」の着想は、どのようにして生まれたのですか。

青木 優(MATCHA 代表取締役社長)

ロビン 「mymizu」は、ペットボトルの利用を削減することをミッションにした、無料で給水できる場所を簡単に探せるアプリです。給水できる場所は主に3つ。カフェや飲食店などのお店、公園や駅などの公共施設、そして湧き水です。

ロビン敬・ルイス(mymizu 共同創設者)

「mymizu」を思いついたきっかけは、2018年4月に宮古島を訪れ、美しいビーチの近くにペットボトルのゴミの山があるのを見たこと。日本はきれいな水に恵まれているのに、ペットボトルの飲料水を買う習慣があって、大量のプラスチックごみが発生している。これはおかしいと違和感を覚えました。日本で年間に生産されるペットボトルは約252億本、世界128周分にのぼり、そのうち約39億本がリサイクル回収されていません。

宮古島のゴミの写真をSNSで共有したところ、友人たちから「自分の地域もそうだ」とたくさんの写真が届きました。これは日本全国の課題だと感じて、「mymizu」をつくろうと考えたんです。

青木 「mymizu」が軌道に乗るまでに、どのような課題がありましたか。

ロビン お店にとって「mymizu」は、顧客を引き付け、知ってもらえるきっかけになります。2019年9月のリリース当初から共感してくれるお店が出てきて、自然に登録が増えていきました。

嬉しいのは、ユーザーが自分の好きなカフェや飲食店で自主的に登録を促してくれていること。現在では公的な水飲み場を含めて20万ヵ所の給水スポットが登録され、1万人以上のユーザーがいます。

2020年1月にアプリをアップデートし、新機能を追加しました。給水スポットの利用によってプラスチックとCO2の削減にどれだけ貢献したか、どれくらいのお金の節約につながったかを数値で表示します。また、自分の成果をSNSでシェアできるようになりました。

残り63%

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