英語が使える15歳へ 小中学校の連携が英語教育のカギ

「世界に向けて開かれたまち」に向けて英語教育に力を入れる三重県桑名市では、フォニックスなど、楽しみながら英語を学ぶための様々な工夫を取り入れている。英語を使える15歳を目標とする、その教育について伊藤徳宇市長に聞いた。

伊藤徳宇 桑名市長

フォニックスやキャンプで
楽しみながら英語を学ぶ

「夢を持ち その夢に向かって努力する子を育てます」を教育大綱の基本理念に掲げる三重県桑名市では、次代を担う「くわなっ子」教育の一環として、「外国語(英語)力の向上」に力を入れている。

市立小学校では2011年から、「外国語(英語)活動」を導入した。現在、1~4年生で年間2~4時間、5~6年生では年間約35時間(週1時間程度)、外国語指導助手(ALT)や小学校英語活動支援員(JTE)と学級担任らによるチームティーチングを実施している。

また、伊勢志摩サミットの関連イベントとして昨年4月に開催された「2016年ジュニア・サミットin三重」を機に、国際交流の様々な取り組みも始まった。現在は、①MICE(国際会議)誘致、②教育旅行の誘致、③英語教育の充実という3つを柱に「世界に向けて開かれたまち」を目指している。

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