JR九州と佐川急便 新幹線で荷物を運ぶ協業で基本合意を締結

2020年8月26日、九州旅客鉄道(JR九州)と佐川急便は、宅急便荷物を九州新幹線で運ぶ貨客混載事業の協業に関する基本合意に至ったことを発表した。

佐川急便は、九州地域内の集配効率を高めるため、貨客混載事業の可能性を模索していた。JR九州も、新幹線内の余剰スペースを有効活用して収入につなげることができることから、合意に至った。

合意に基づき、九州新幹線(博多駅・鹿児島中央駅上下間)で、余剰スペース(業務用室)へ宅配便荷物を収納した専用ボックスを積載して輸送することを検討している。両社は今後、事業実施に向け実証実験などを行なっていく予定だ。

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