次世代の才能を支援する「2026年度グッドデザイン・ニューホープ賞」 応募受付開始
公益財団法人日本デザイン振興会は、2026年3月25日より「2026年度グッドデザイン・ニューホープ賞(GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2026)」の募集を開始した。本賞は、将来のデザイン分野を担う新しい世代の活動支援を目的として2022年に創設された。大学や専門学校に在籍中の学生、および卒業・修了直後の新卒社会人が制作した「優れたデザイン」を対象に、その活動を評価し推奨するプログラムである。
募集の背景と目的
本賞は、単に優れた作品を顕彰するだけでなく、デザイン人材の裾野を広げ、次なる社会に向けた「創造の連鎖」を生み出す基盤強化を視野に入れている。受賞者には経験や知識の蓄積、活躍の場を提供するプラットフォームとして、受賞後の研修や共創機会の提供にも注力している。 地域や社会の課題をデザインやクリエイティブの力で解決していく、若い才能を発掘する場であり、要注目だ。既存の枠組みにとらわれない柔軟な発想が、複雑化する現代社会の課題解決にどう寄与するかが期待される。
開催概要とスケジュール
2026年度の応募期間は、3月25日から8月17日の13時までとなっている。審査は事前審査、1次審査、最終審査の3段階で行われ、10月30日にウェブサイト上で受賞結果が発表される。12月12日には、優秀賞に選出された約8作品の受賞者による公開プレゼンテーション審査が実施され、最優秀作品1点を決定する。
応募資格とカテゴリー
応募対象は、2026年4月1日時点で日本国内の各種専修専門学校・大学・大学院に在籍しているか、2025年6月1日以降に卒業・修了した個人またはグループである。出品料は無料で、応募カテゴリーは物のデザイン、場のデザイン、情報のデザイン、仕組みのデザインの4つとなっている。
審査体制
審査委員長にはジャーナリストで21_21 DESIGN SIGHTアソシエイトディレクターの川上典李子氏と、デザイナーでUMA /design farm代表の原田祐馬氏が就任した。各カテゴリーの専門家たちが、人間(HUMANITY)、本質(HONESTY)、創造(INNOVATION)、魅力(ESTHETICS)、倫理(ETHICS)という5つの審査理念に基づき、複眼的な視点で評価を行う。
受賞特典と今後の展開
最優秀賞には賞金30万円、優秀賞には各5万円が贈呈される。また、受賞者限定プログラムとして、2027年前半にはワークショップや作品講評会、企業のデザイン・スタジオ見学ツアーなどが予定されている。これらの取り組みを通じて、若い才能が社会と繋がり、持続的に活躍できる環境を整備していく。
詳細な募集要項や応募方法は、グッドデザイン・ニューホープ賞の公式ウェブサイトで確認できる。