女子中高生向けのIT教育 IT企業で活躍する人材を多様に

「#ITをカラフルに」というハッシュタグで情報発信を行う一般社団法人Waffle。女子中高生を対象に、創作や社会課題解決などの切り口でIT教育に取り組む。ITやSTEMの分野で活躍する女性を増やすことで、ジェンダーギャップの解消を目指す。

「テクノロジー分野の教育とエンパワーメントを通じ、ジェンダーギャップを解消する」ことをビジョンに掲げ、女子中高生向けのIT教育や政策提言を行う一般社団法人Waffleは、2019年11月に設立した。

ウェブサイトを作り、好きな
ものを表現するWaffle Camp

「Waffleでは女子中高生向けにイベントを開催したり、本格的なプログラミング講座を開講しています。『Waffle Camp』はウェブサイトを作る講座で、国内で唯一の、女子中高生だけを対象とした常時開催のコーディング講座です。講座では好きなものを表現することをテーマに、HTMLやCSSを使ってウェブサイトを作ります」。

オンラインで開催しているWaffle Camp。事前学習とアフターフォロー計3週間ほどでウェブサイトをつくる。受講日は1日で、サイト制作のための講義と、ITエンジニア女性のトークセッションがある

Waffle Co-Founderの斎藤明日美氏は、その主な活動について説明する。講座ではまた、エンジニアとして活躍する女性を招いて話をしてもらい、学んだ内容が将来、どのようなキャリアにつながるかも示す。「単にプログラミングやコーディングを学ぶだけでなく、身近なロールモデルを見て、ITへの関心を高めてもらおうとしています」。

斎藤 明日美 一般社団法人Waffle Co-Founder

もう1つの主な活動は、毎年、米国で開催される教育型コンペ「Technovation Girls」への参加支援だ。Technovation Girlsは、米国のSTEM(科学・技術・工学・数学)教育系NPOが2010年から開催しているコンテスト。10~18歳の女子を対象に世界各地でトーナメントを行い、決勝進出が決まったチームは、夏に米シリコンバレーで開かれる決勝大会に招かれる。そして各部門で優勝したチームには、起業資金として1万ドル(約120万円)が贈られる。なお、2020年と2021年はコロナ禍のため、シリコンバレーへの訪問はなし、起業資金の代わりに教育資金が支給されることとなっている。

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