数字で見る コロナ危機下の国内回帰とサプライチェーンの改革
人の移動がままならない状況にあっても、活発な経済活動を維持するため、各社は対策を講じている。旅行先では三密を回避できる地方が人気を集める傾向が顕著だ。国内の食料自給率は諸外国に比べ低く、外食産業などによる国産食材の量の確保は一筋縄ではいかない。
経常収支の推移
2020年4〜6月(速報値)の経常収支は2014年10〜12月以来、最も低い額となった。
上半期(1〜6月)の内訳を見ると、対北米やアジア向けの自動車、自動車の部分品、原動機などの輸出が減少したことから貿易収支は-1兆976億円、旅行収支が黒字幅を縮小したことなどからサービス収支は-1兆1711億円となった。
また直接投資収益が黒字幅を縮小したことなどから、第一次所得収支は黒字幅を縮小し、第二次所得収支は-8,590億円となった。
経常収支の推移

出典:財務省
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