2020年12月号
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事業を構想し実践する「ビジネスデザイン」

服から服をつくる 唯一無二のサーキュラーエコノミーサービス

中村 崇之(日本環境設計 プロダクトマーケティング課 課長)

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2020年度グッドデザイン賞でファイナリストに選ばれた「BRING」は『服から服をつくる』をコンセプトに、独自のケミカルリサイクル技術で廃棄される服を原料に石油と同等品質の再生ポリエステルにリサイクルする、サーキュラーエコノミーを実現する日本発のブランドだ。 文・矢島進二(日本デザイン振興会 理事)

中村 崇之(日本環境設計 プロダクトマーケティング課 課長)

2020年はレジ袋有料化や一部飲食店でのストローの廃止など、脱プラスチックが一気に進み、リサイクルが習慣から文化に変わる起点となる年になりそうだ。今年度グッドデザイン賞も多数のサーキュラーエコノミー関連のプロジェクトが受賞した。その1つが、今回紹介する日本環境設計によるビジネスデザイン「BRING」だ。

サーキュラーエコノミーは、従来型の経済が「原料→製品→廃棄物」と直線で終わっていたものを、「原料→製品→原料→製品→…」と、廃棄物を生み出さず循環させることを意味し、アクセンチュアの2016年の発表では、2030年には4.5兆ドルの経済効果を生むと試算されている。これは環境負荷低減に留まらず、過去250年間続いてきた経済モデルを覆し、生産と消費の在り方を大きく転換するもので、欧米を中心に急速に浸透しつつある。

世界のファッション界では年間約9,200万トンのゴミが発生していると言われている中、BRINGは、家庭で不要になった服をゴミとして処分するのではなく“資源”として回収し、ポリエステル繊維をポリエステル樹脂に再生する画期的な取り組みだ。

シンボルのハチのイラスト(新村則人氏デザイン)は、すでにリサイクルのアイコンになっている

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